KAISEIブログ
今日の明け方は、激しい雨音で目を覚ましました。6月に、静岡県から私の兄夫婦がこちらに来た時、出雲大社で「これまでに経験したことがない」という集中豪雨に見舞われましたが、島根県ではその時以来の大雨でしょうか。松江も含め、県内各地で大雨警報が発令されていたので、影響が案じられます。先週来、北陸から東北、北海道が断続的に記録的な豪雨に見舞われ、各地の川が氾濫している話を聞くたび、被害がこれ以上広がらないことを願わずにはいられません。
さて本日、開星中学校生が再びテレビ出演いたしました。番組は「みっけ さんいん SDGs」。前週に続き、島根町の小波海岸で体験学習に参加して、ここがいかに貴重な地域であるかを体感したのです。というのは、複雑な岩礁帯に位置するため、海藻や貝類など豊かな生態系に恵まれていること。そして、微小貝というごく小さな貝殻が見られるそうです。理由としては、海流の影響を受けにくいこと。さらに川が流れ込んでいないことから、生活排水の影響を受けたり、流出したりしないためだそうです。生徒たちは、集めた砂粒のような貝殻を顕微鏡で見て、感動している様子が伝わってきました。最後に、島根大学の松本一郎先生が「海の豊かさが守られると、より多くの二酸化炭素を吸収してくれます。海を守ることは、地球の環境を守ること。そんな素敵な海岸が身近にあることに、感動します!」と締めくくられましたが、私も初めて島根町の海岸に行った時には感動いたしました。生徒諸君が、環境の担い手として成長していくことを、楽しみにしています!