本日、体育祭を実施いたしました。引き続きコロナ感染が収まらない中、神経を使うことを強いられたことでしょう。まずは開催に向けて、準備を進めてきてくれた体育委員、体育科をはじめとした先生方には、本当にお疲れさまでした。実際、参加できない生徒もいて、とても気の毒です。かなりの競技を縮小しての開催でしたが、できる範囲の中で生徒は工夫し、頑張っていました。

３年生のデコレーションは、どのクラスも見ごたえのある作品で、開星の伝統をつなぎました。準備がだいぶ遅れていて、人数が欠けるクラスもある中で「大丈夫かと心配していましたが、やる時はやるのがうちの生徒ですね！」と、頼もしそうに見つめるのは石倉先生。

応援合戦では、休んでいる生徒の似顔絵を首から下げる仲間への思いやりも見られました。「高校生活、最初で最後のダンス！」と紹介するクラスもあり、この３年間、がまんしつづけた学年だったなという感慨がわきました。そのダンス「今風の曲にはついていけないかな？」と思えば、私でも口ずさめる昭和の時代の歌謡曲や民謡まであり、幅広い世代の聴衆を楽しませる創意と工夫が感じられてよかったです。来年は、コロナが落ち着き、安心して開催できることを願わずにいられません。