昨日お伝えした中学校の日、２年生の発表は松江の魅力をどう高め、発信するかという取り組み。開星中学校版・松江市総合計画（ＭＡＴＳＵＥ ＤＲＥＡＭＳ 2030）と言えるでしょうか。松江の特産品や名所などを発掘、または再評価をして、インバウンドの観光収入をいかに増やすかという問題に取り組みました。
※下のスライドは松江市のホームページより。

https://www1.city.matsue.shimane.jp/shisei/keikaku/seisaku/next_matsue_sogo/next_matsue_sogo.data/kihonkousou.pdf

いろいろと心に残る言葉がありましたが、たとえば「松江を水辺空間に」というのは、私自身も初めて松江に来た時に、強く焼き付けられた景色です。「自然を楽しむアクティビティ」という表現も見られましたが、県庁所在地として稀有の環境ではないでしょうか。宍道湖畔の県立美術館は「松江の町そのものをアートに」というコンセプトを表すモチーフですね。

世界中から松江に人が集まるために「自分たちができること」「生徒会でチャレンジ」といった当事者意識も素晴らしい。どうやら島根県は「夢を持たない子どもが多い」ランキングで上位のようで、その原因は大人の態度というのは耳の痛い言葉です。「高齢者が活躍する町」「第一次産業が発展する町」の実現に向けて、引き続き研究を深めていってほしいと思います。
※「自然を楽しむアクティビティ」について、魚釣りなど日常的に親しんでいます。今年は、倉掛先生とクロダイ釣りに出かけました。