KAISEIブログ
昨日、一昨日とお伝えしてきた開星中学「中学校の日」の発表風景。鳥の3年生は、年中行事になっている起業家スクールです。起業家スクールとは、開星中学校の3年生が地元企業の協賛をいただきながら、商品を企画・制作・販売をするという取り組み。例年、人気商品は高校生からも注文が殺到して、あっという間に売り切れることもあります。
そうした企画なので、発表に期待が集まるのは言うまでもありません。ところが今年は、イレギュラーな形での発表になったことが、三島先生から説明されました。というのも3年生は、7月に島根大学の松本一郎先生に引率いただき、隠岐の島へ「隠岐学」を学びに行く計画を立てていたのです。そして「中学校の日」には、隠岐での成果を発表する予定で、起業家スクールは別の機会にお披露目されることになっていました。ところがコロナのために前倒しとなり、急いで商品の企画を準備したというのです。
それでも各チームは企業との話し合いを勧め、商品の骨格を発表することができたのは、さすがに最高学年ですね。中学校主任の角田先生から「よくぞ、短期間でここまでまとめてきた」と、おほめのことばが投げかけられました。一方で、1年生と2年生諸君から、次々と質問が飛んだのは、注目度の高さを表していますね。砂流先生からは「マーケティングをしっかりやって、少しでも売り上げアップにつながるように」というゲキも飛びました。さて実際の販売の時には、どのように進化しているでしょうか、今から楽しみです。ぜひとも記録に残るような、素晴らしい商品開発を成し遂げてください。