先日のことですが、本校の文化祭（天籟祭）で、高校図書委員会主催のビブリオバトルを行いました。私は残念ながら見られなかったのですが、図書館實重先生がその様子を伝えてくれましたので、転載いたします。なおビブリオバトルとは、京都大学から広まった輪読会・読書会、または勉強会の形式で「知的書評合戦」とも呼ばれている競技です。
※写真は校長室で行った表彰の様子です。

●實重先生のレポート
紹介者（バトラー）がおすすめの本を持ち寄ってプレゼンし、参加者による投票で「いちばん読みたくなった本＝チャンプ本」を決定するビブリオバトル。今回は、事前に撮影した動画を天籟祭中に上映して投票してもらいました。
バトラーである４名は「動画でも声が聞き取りやすいようにフリップを作成してほしい」と、直前になってお願いしたにも関わらず、素早く伝えたいポイントをまとめて書き上げてくれました。
投票の結果、チャンプ本に輝いたのは、５２Ｒの坂本來愛さんが紹介した『鉱物レシピ』（さとうかよこ、グラフィック社）。坂本さんは、中２から続けてきたルビー生成の実験について学会で発表を行ったことが事前に紹介されていたこともあり、実際にその実験のきっかけとなった本に興味をもった人も多かったかもしれませんね。ちなみに、その『鉱物レシピ』は田中先生の本です。今は３Fラウンジに展示させていただいているので、ぜひ手に取ってみてくださいね！

◆バトラーの４名が紹介してくれた本
📖５２Ｒ坂本來愛さん　『鉱物レシピ』（さとうかよこ、グラフィック社）
📖５１R枝木史穂さん　『手のひらから広がる未来』(荒美有紀　朝日新聞出版)
📖５２R石川怜空さん　『よるのばけもの』(住野よる　双葉社)
📖４６R白根幸英さん　『小説聲の形　上・下』(大今良時／原作・絵　倉橋燿子／文　講談社)