KAISEIブログ
今、本校の玄関に入ると目に飛び込んでくるのが、野々村監督の受賞を称える山陰中央新報の記事。監督の描いた油彩画が、新極美術協会主催の全国公募展「極美(きょくび)展」の参議院議長賞に選ばれ、上位入賞を果たしたことを伝えています。「ホーランエンヤ」とは、私も松江に来て初めて知ったのですが、日本三大船神事と言われる伝統の祭礼で、松江市の大橋川で10年に一度行われる式年の行事です。前回は2019年でしたので、次回は2029年に行われるのでしょうか。
野々村監督が受賞されたのは、80号サイズの大作。新聞記事によると「19年5月に松江市内で10年ぶりにあったホーランエンヤが題材。見えを切る剣櫂(けんがい)を中心に5人の舞い手を前面に押し出し、きらびやかな神事の雰囲気を醸す。後景には大橋川に浮かぶ船団や、宍道湖が望まれ、祭りの規模の壮大さを伝える。19年当時にも同神事を題材に作品を描いており、今回は続編。極美展は28日~10月5日に東京都美術館(東京都台東区)で開催した後、10月15日~11月13日は今岡美術館(出雲市天神町)で山陰の巡回展が開かれる」とありますので、東京ではちょうど今日が最終日なのですね。そして10月15日には出雲市で開催されるというので、ぜひこちらには出かけたいと思います。「野球の合間を縫いながら丹精込めた自信作。ホーランエンヤの雰囲気を絵で体感してほしい」と話されたそうですが、見事な大ホームランですね。おめでとうございます!