KAISEIブログ
高校3年生の進路決定に向けて、大学と専門学校の入学試験や、企業や公務員の試験に生徒が臨んでいます。昨日も、校内で多くの生徒が校内の判定面接に臨み、私も試験官として立ち会いました。秋の深まりに呼応するように、学校の中の空気がぴんと張りつめてきているような感じがします。緊張から逃れる最も良い方法は「これだけやったんだから」と思えること。残された時間、本番まで精いっぱい取り組んで、堂々と試験に臨んでください。昨日の朝礼では、合格報告に際して体験したエピソードについて紹介しました。
●朝礼講話
おはようございます。校長の水野です。先週は島根大学へるん入試の願書提出締め切りがあるなど、大学・専門学校の受験が活発化しています。公務員一次試験を突破して二次試験に臨む人とともに、どうか準備した力を発揮してください。一方、これまで一般企業を受験した人は全員合格。校長室に次々と合格報告に来てくれましたが、その中で野球部の佃前主将と井出くんが、小松製作所という世界的な企業に、揃って内定しました。大谷先生の同級生にあたる先輩から「ぜひ開星生を!」という呼びかけがあったというので、来年以降も続くと良いですね。ところで和歌山県出身の井出くんは、野球部寮で仲間と生活を共にしています。寮生活の思い出も聞いたところ、その一つは仲間が毎晩、寮の前を黙々と掃除している姿ということでした。「前の先輩から続いていて、去年は3年生の田原が、今は2年生の大野が毎日暗い中でしてくれています。会社に入ってからも彼らのことを思い出して、自分も周りの役に立つ人間になりたいです」と、話していました。人は見えないところで、こうして人の心に残り、影響を与える行為をしているのですね。台風や大雪の後、野球部や柔道部の寮生が校内をきれいにしてくれていることにも、改めて感謝いたします。それでは生活信条です。心を磨き、身体を鍛え、強い意志の人となります。
※雪を片付けた後、野球部員の手で見事なかまくらが作られていました。こうした遊び心、良いですね。