KAISEIブログ
昨日、本校を会場として「島根県私学研修会」が開催され、県内10校の私学が一堂に会しました。「主体的で深い思考を促す授業とは?」というテーマを掘り下げるために、遠くから足を運んでくださったのが、神田外語大学の石井雅章教授と、兵庫県の灘中学高等学校で教鞭をとる神徳圭二先生。私学全校でおよそ100名の教職員が参加し、各教室での授業参観を経て研究協議会を行いました。先生方からは、研究授業での本校生徒の真剣な授業態度に、お褒めの言葉をいただけたのは、開催校として喜ばしい限りです。改めて、アンケート結果などが集計されましたら、お知らせしたいと思うので、楽しみにしていてください。また、神田外語大学は島根県の人にはなじみが薄いかもしれませんが、私が千葉県にいた時にはとても身近な学校でした。私が石井先生と神田外語大学のご紹介をしたあいさつ原稿を転載いたします。
●神田外語大学・石井雅章教授のご紹介
基調講演を賜る石井雅章先生について、ご紹介させていただきます。石井先生ご自身のキャリアはお手元の実施要項、そしてご自身の発表の中でご確認いただけるかと存じます。私からは本日、お招きさせていただいた経緯を簡単にお伝えいたします。昨年6月に、横浜にある聖光学院で行われた私学研修で「これからの授業デザインとICT活用を考える」という講演がありました。石井先生の実践に基づく、実に多くの啓発が得られる素晴らしいお話で、いつか本校の教員にも聞いてもらいたいと思っていたのです。そうしたところに、今回の機会を得たので、皆さまと一緒にお話をお聞きしたいと思いました。実は私は本校へ来る前、千葉県の公立高校に勤務していたのですが、最後の松戸国際高校という学校は、石井先生が勤める神田外語大学に毎年30人ほどが入学します。調べると今年は51名が合格していました。そうした親しみもあって、お声がけしたところご快諾いただいたので、嬉しく思っています。神田外語大学は、千葉県の公立高校の英語教員採用数がずっとNO1という、大供給源になっていて、英語学習者のあこがれといっても良いでしょう。松戸国際高校の、とくにアクティブな英語教員志望者が、進学していきました。今日はそんな生き生きした学生たちの活動風景などもお聞かせいただけるのではと、楽しみにしています。