KAISEIブログ
昨日は全国高校サッカー選手権・島根県大会の準決勝。一昨日に引き続き応援に行ってまいりました。相手は県下最強豪の立正大淞南高校。開星イレブンの頭に、常に潜んでいたチームではないでしょうか。私は応援団の正面に当たるスタンドで、カメラ片手に観戦いたしました。試合開始前、荘厳な音楽に乗って選手入場。
芝生席を埋める両軍の応援団を見ると、数年前に観戦した全国大会の緊張感がよみがえってきました。私が住んでいた千葉県には、大会会場のフクダアリーナがあったので、毎年のように見に行っていたのです。そして試合ですが、すでに速報が流れているので、私が詳細な経過を記すまでもないでしょう。相手の攻撃力が勝り、残念ながら決勝進出はなりませんでした。
開星ディフェンダー陣も必死の防戦をしましたが、隙を突くスピードと切れが、やはり全国レベルなのですね。しかし開星も得点差ほどに、押しやられていた訳ではありません。果敢にゴール前に迫る部分が何度もありましたし、前半も相手ゴールを襲う連続シュートで、開星スタンドが湧く見せ場を作りました。
そして後半10分を回ったところ。高橋海颯くんのシュートが、ゴールネットの隅に突き刺さります。前半はファインセーブで阻んだキーパーも、さすがに止められない見事なシュートでした。この一撃で息を吹き返したように、ボール支配でも上回る展開が続いていたように思います。念願の決勝進出はなりませんでしたが、私自身は2日間、溌剌としたプレーを見せてくれた開星イレブンに「ありがとう」とお礼を言いたいです。3年生は、これから新しい進路への戦いが始まりますが、ピッチで見せた迫力で力強く切り開いていってください。