KAISEIブログ
昨日ご紹介した留学生の皆さんが、大月先生に伴われて、校長室へやってきました。開星での生活や、日本での体験について聞くと、目を輝かせながら言葉を弾ませ、しんそこ留学生活を楽しんでいる気持ちが伝わってきます。込み入ったところは大月先生の助けを借りながら、英語で楽しく会話をしました(英語圏はだれもいないのが面白いところ)。まずは開星の生徒の印象については「お互いが相手を尊重し合っている雰囲気が良い」ということで意見が一致。何でも協力して一緒にやるところは、個人主義が中心の彼らにとっては新鮮な驚きのようです。
そして日本の歴史や文学が好き(村上春樹-フランスのメリンさん)とか、ユーミンの音楽が好き(メキシコのレヒナさん)など、それぞれお気に入りも話してくれましたが、日本のことをよく研究しています。逆に私たちが海外に行った時、相手国の文化について具体的に話せると、心理的な距離もぐっと縮まるでしょうね。またウクライナ問題については、ロシアから独立した歴史を持つ、ラトビアのイェーカブスくんとフィンランドのソンヤさんは、他人事とは思えないと眉を曇らせます。もちろんメリンさんもレヒナさんも関心は高く、皆さん平和を願う気持ちを表していました。
そして先週の日曜日には、鳥取の三徳山で3年ぶりに開催された「炎の祭典(裸足で火渡り)」を皆で見に行ったこと。そしていかに感動したかを、レヒナさんが撮影した動画を前に、身振り手振りを交えながら興奮気味に話してくれました。また日本の料理は、うどんや蕎麦などすべて美味しいとも。「留学期間が終わったら、また日本に来たいですか?」との質問には、当然ですとばかりに強く頷いていました。ソンヤさん以外は、滞在期間が11月いっぱいですから、あっという間でしょうね。お互いにとって限られた貴重な時間、すっかりクラスルームで溶け込んでいるようですが、今後とも有意義な交流を重ねてください。