KAISEIブログ
先週、静岡県で行われた陸上の大会で、開星高校のリレーメンバーが素晴らしい記録を出しました。興奮が伝わってくる石倉先生の報告を転載いたします。
●石倉先生からの報告
エコパトラックゲームズ結果報告:11月3日に静岡県で行われた大会の結果報告です。この大会は全国から標準記録を突破した大学や高校の強豪チームが記録を狙いに集まって来る大会です。開星チームも41秒を切ることを目標にして出場しました。1、2年生の4×100mリレーチームで41秒を切れるチームは毎年全国で5チームあるかないかです。また中国地方の歴史の中でまだ41秒を切ったチームはありません。
◆結果:40秒84
(岩﨑-小村-藤原-枝木)で目標達成しました。これでシーズンオフとなりますが、この経験を活かして来年のインターハイでは39秒台を出すことを目標に頑張ります。39秒台は全国の歴代でも6校しか出していません。かなり高い目標ですがチャレンジしたいと思います。この1年間色々とありましたが応援、御指導頂いた方々ありがとうございました。
●朝礼講話
昨日、早朝から開星高校生徒会インターアクト部が、ボランティアで美保関七類港の海岸清掃に参加。隠岐汽船の発着港対岸の海水浴場でゴミ拾いをしたと、村本先生から聞きました。「様々な漂着ゴミを集め、改めて海洋汚染の原因のマイクロプラスチックの存在を思い知らされ、生活の中で注意することが生徒も私も確認でき、美しい海や海岸線を守ろうと心から思いました」とは村本先生の言葉です。昨日はたまたま、エジプトでCOP27が開会しました。ヨーロッパでは過去500年で最悪の干ばつが発生しており、アフリカやアメリカなど各国で異常気象が起きています。ウクライナ軍事侵略による影響も懸念され、一人の人間ができることの無力感を覚えずにいられません。しかし、こうした海岸清掃の取り組みを聞くと、大きな世界にどう働きかけるかということと同等以上に、自分が大切にすることは何か。その価値観を養うことが、やがて大きな結果を生むのだろう。そう感じます。先日は野球部員が、校内でさりげなく落ちているごみを拾う姿に「大谷選手みたい」と事務室の大多和さんが感激していました。あなたたち中高生には日々の学校生活の中で、ぶれない価値観を築いていってほしいと願います。それでは生活信条です。心を磨き、身体を鍛え、強い意志の人となります。
※写真は七類港の対岸、私が松江へ来た一昨年の11月に、魚釣りに出かけた時に撮影した写真です。透明度の高い美しい海を見て、島根に来た喜びを実感いたしました。