KAISEIブログ
先日の中国柔道大会新人戦について、改めて試合の経過をお知らせしますと書きました。少し遅れましたが、ここに記します。大会が行われた12日の土曜日、校内で学校説明会の対応をする田中先生とLINEでやり取りをしていました。その合間に、柔道の結果速報を伝えたところ「それはすごい! 中国大会でその成績は、久しく聞いたことがありません」と返事が返ってきました。そこで調べてみると、前回の2位は7年前の平成27年。さらに遡ると、その10年前の3位というのが最高位のようです。ですから、今回の2位という結果がいかに大きな偉業であったのかが分かりますね。
決勝トーナメントの前に行われた予選は山岡、藤本、高松、田添、畝本で初戦を臨み、山口県7位代表を危なげない試合運びでオール一本勝ち。2試合目は広島県5位代表に対して高松、井野川、藤本、森崎、田添の布陣で、やはりオール一本勝ち。そして予選リーグ最終戦は、鳥取県2位代表。田添、畝本、藤本、山岡、高松が、不戦勝ほかオール一本勝ちを収めました。こうして8人のメンバーで勝ち取った決勝トーナメント、準決勝では藤本選手が終了のブザーとともに、技ありを取り返して引き分けに持ち込んだ一戦が印象に残りました。この集中力と勝負強さが、今回の準優勝の要因だったことを思います。
そして決勝戦では、田窪、森崎のエース2人が強豪相手に連勝! 思えば一昨年の冬、下田先生から「四国からいい子が入ってくるんですよ。田窪と一緒に練習したいということで、開星を選んでくれたのです」と、目を細めていた森崎くんは、今大会の優秀選手に輝きました。昨年の9月、私が生協病院で療養中、腕の負傷で入院してきた森崎くん。その後の経過を注目していましたが、すっかり元気になって嬉しい限りです。私は少し時間がかかりましたが、大会を機にさらに回復してきた感じですから、エネルギーをもらったのでしょう。ありがとうございました。