KAISEIブログ
先週の期末テストが終わった時、この日を今か今かと心待ちにしていた生徒は、少なくなかったことでしょう。高校生の球技大会が行われ、体育館は開星高校らしい熱気に包まれました。私は午前中、会議が入っていたので、午後からの観戦になりましたが、ちょうど女子の準決勝が行われていたところ。その後、男子の準決勝も併せて白熱の戦いを見せてもらいました。
大会前に耳にしたのが「バレーボールは下級生が勝つこともあるけれど、バスケットボールはやはり3年生が強いだろう」との予測。しかしながら男子も女子も、2年生と1年生が奮闘し、会場を沸かせていました。とくに男子の準決勝では、2-14とリードされていた2年生が、猛烈な巻き返しを見せて終了寸前に逆転! この時点で残り数秒だったため、勝負あったと思ったところ、藤見くんがブザービーター(終了を知らせるブザーが鳴る直前に放ったシュート)を決めて劇的な勝利を収めました。3年生の意地が伝わってくる、見事な逆転劇でしたね。
一方で女子の準決勝では、1年生が堂々の決勝進出。上級生の圧力にもひるまず、勝ち上がってきました。しかし決勝ともなると、さすがに勝手が違ったのでしょう。「あの空気は凄かったです(某先生)」ということで委縮したのか、3年生に軍配が上がりました。そして男子は3年生同士の対決になり、目まぐるしく1ポイントを争う接戦模様。私も見覚えのある野球部の蓮池くん、本田くん、サッカー部のディフェンダー・桑原くんと藤見くん、柔道部の布野くんなどが中心になって活躍していました。野球部2年生の上村くん、手塚くん、菅田くんの、とつぜん始まった妙な実況中継も、会場の盛り上げに一役かっていましたね。3年生にとっては最後のスポーツイベント、楽しい思い出になったことでしょう。