昨日、中学校の音楽祭を実施いたしましたが、今年も素晴らしい演奏の連続でした。まだ、写真が手元にないので、感激のステージは改めてお伝えいたします。各クラスとも、実に気持ちのこもった歌声と演奏を披露し、大勢いらした保護者の皆さまも、素晴らしい時間になったことでしょう。昨年に引き続き、マスク着用の合唱は気の毒でしたが、来年は解放されると良いですね。朝、太鼓を運搬する３年生と、音楽祭が終わった後、お琴の狩野先生にお礼を言う片山さんの写真だけ撮影していました。

●朝礼講話

おはようございます、校長の水野です。１年の締めくくりの時期を迎えていますが、昨日は「今年の漢字」の発表がありました。国民への公募によって選ばれたのが「戦」。音読みでは「セン」の字で、個人的には初めて予想が的中しました。今年ほどこの字が当てはまる年はなかったように思います。コロナとの戦いやワールドカップ、また悲しいことにより激化しているウクライナ侵略など、身近な話題から国際的な出来事まで、戦いの場面は多くありました。あなたは「戦」の字から何を思い浮かべますか？　人によって連想することは異なるでしょうが、誰もが等しく、挑んだ戦いがありました。それは「自分との戦い」ですね。学校や家庭生活で、あなたはさまざま自分との戦いに臨みました。戦いの相手が自分というのはなかなか厄介で、全勝できる人は、よほど意志の強い人でしょう。１０戦して７勝３敗なら立派ですし、５勝５敗でもまずまずです。私は中学高校時代１勝、２勝しかできない年もありましたが、あなたも来年は一つでも勝ち星を増やせるよう、意識をしてみてはどうでしょうか。ただ１勝しかできなくても、その後を左右する戦いということもあります。勝ち星の数ではなく内容も重要ですね。それでは生活信条です。より良い判断を求め、真理を常に探究します。