KAISEIブログ
今、本校の玄関には開星卒業生の活躍を伝える新聞紙面が掲げられています。一つは松江出身女性アスリート さらなる飛躍へのコーナー。「四大大会予選 出場したい」というタイトルで、プロテニスプレーヤー・細木咲良選手の記事が、山陰中央新報に掲載されました。「昨年の国際大会で確かな成績を残し、世界の上位選手とも対等に戦えることを証明した」と書かれていますが、目標とする4大大会に出るための条件は、世界ランキングで200位以内に入ること。昨年は100位台の選手に対して一歩も引かずに、フルセットの上、勝利した実績があるだけに、いっそう期待が高まりますね。今年も年初から、活躍の便りが聞かれることを待っています。
一方の板垣翔大さんは昨年、学生起業家としてMond社を立ち上げた若い実業家です。広島大学卒業後、松江に戻ってきてまずは観光分野を皮切りに新たな行政サービスを手がけました。「Z世代が目指す政治・社会活動」 ◎本音で語り合う環境 ◎若者の声を反映させる仕組みとのタイトルでまとめられた記事には「当たり前になっているまちづくりや政治の意思決定方法を再考したい」と言う板垣さんの想いが綴(つづ)られています。「可能性があると考えている観光分野で、中心市街地をデジタル上に表す会員性3Dマップの作成を企画。インターネットを媒介に、事業者同士の連携や観光客の利便性向上、交流機会と消費の増加を図る」という今の事業展開は「当初の思いずれはあるが柔軟性も持ち味に変える」と評されました。さらに「人生設計は16歳の頃から決めている。家庭を持ち、30代後半にジャングルに長期滞在し、50歳時点で自前のファンドを持つ。そして何度も挑戦する。描く将来像に揺らぎはないと締めくくられていますが、すでに高校時代にこうした将来像を固めていたというのも素敵ですね。開星で中学と高校時代を過ごした板垣さんの活躍は、在校生にとっても、大いに刺激になるのではないでしょうか。