先日の卒業式、主役はもちろん卒業生ですが、一方で３年生の先生方にとっても特別な日。この日に無事、生徒たちが巣立っていく姿を見届けることが、全教員にとって３年間の目標だったと思います。生徒たちの晴れがましい姿とともに、色々な場で先生方の笑顔がはじけていました。学年団をリードしてきた岡先生も、ほっと肩の荷を下ろしたことでしょう。そんな岡先生のメッセージです。

◆岡先生のメッセージ

国語教員の岡瑞恵です。今年度は高校３年生の学年主任をしていました。部活動は茶道部とテニス部です。モットーは茶道の教え「和敬清寂」と開星の校歌のフレーズにある「“風光る”の一瞬を生徒とともに生きる」です。生徒の皆さんの青春を見つめ自分自身も青春させてもらっています。

青春している岡先生を実感できる写真が、卒業生向けに歌った「１００％勇気」。まさに青春真っただ中ですね！　そんな３年生を送り出す卒業式の前々日、朝の放送で在校生に話した言葉も心に残っているので、こちらにご紹介いたします。

●朝礼のメッセージ

おはようございます。高校３年学年主任の岡です。明後日３月１日は高校卒業式です。コロナ禍に見舞われ、卒業生だけの式典となって今年で４年目となります。思えば在校生の皆さんにはこれまで様々な形で応援してもらいました。部活動をはじめ、学校生活の活動や活躍を下級生として支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。また、素敵なパネルで受験生を励ましてくださった美術部さん、ありがとうございました。先日の予餞会では、趣向を凝らした動画を制作し、楽しませてくださった生徒会執行部の皆さん、ありがとうございました。各部活動からの心温まるメッセージや先生方からの応援ソングは、きっと卒業生一人一人の心のともしびとなってくれると信じています。それから、自由登校期間に３年生の掃除場所を代わって受け持ってくれた生徒の皆さんもありがとうございました。皆さんのそんな素敵な応援や支えのお陰で、いよいよ明後日、３年生は大変晴れがましい気持ちで旅立ってくれると思います。皆さんが開星のよき伝統を引き継ぎ、その伝統に更なる活躍や健闘が刻まれることを卒業生とともに願っています。

岡先生と言えば、細やかな目配り、心配りが代名詞と言えるのではないでしょうか。そんな岡先生の気持ちが込められたお話でした。