KAISEIブログ

 : 【開星の先生紹介⑰】国語科・沖田智子先生
 投稿日時: 2023/03/15

「津和野女子」という言葉があるかどうか…沖田先生から、勝手にこんな単語を連想します。そして卒業式で沖田先生の和服姿を見た時に、改めてしっくりくるなと感じました。沖田先生が、山陰の小京都と言われる津和野出身であることを、いつ、どこで知ったのかは覚えていません。ただ私は二度ほどこの町を訪れ、安野光雅美術館や森鴎外記念館で、とてもいい時間を過ごしました。その感激を沖田先生に伝えたところ、津和野のことをいろいろ話していただいたのです。そんな沖田先生のメッセージは、わが国屈指の文化的な街で育った人ならではの、深い含蓄が感じられませんか。

◆沖田先生のメッセージ

こんにちは。開星で国語を教えている沖田です。私たちがいつも使っている日本語。それなのに「国語」として勉強するのはなぜだと思いますか? 皆さんが普段使っている言葉は、家族や友達、身近な人たちの中では通用します。ところが、立場や考え方が違う人との会話ではどうでしょう。どんな人との会話であっても、相手の考えを正しく受け取り、自分の意見を正しく伝えることができるように、国語を学ぶのではないかと思います。日常生活においても、日本語を正しく使うことで、より良い人間関係・友人関係を築けるようになるといいなと思っています。「国語って楽しい!」「日本語っておもしろい!」と思ってもらえるように、私自身も楽しみながら授業をしています。

卒業式後の会食の場では、村本先生のギターに合わせて、ノリにのった沖田先生の姿がありました。これからも生徒たちに、日本語の魅力を伝えていってください!