本校では、SMILE×SSH事業として中学生で起業家スクールを行っています。
グループで設立した会社を経営し、商品開発、交渉、販売等の過程で、働くことの目的と意味を考えるとともに、仕事の分担（社会的分業）の必要性、重要性を学びます。

本年度はすでに事業は終了しましたが、経験したことを踏まえたうえで中学３年生を対象に、金融側からの視点で起業について　しまね信用金庫の地域貢献部の方々に講義をして頂きました。

まずは金融機関とは？そして銀行と信用金庫との違いについて学びます。

そしてグループワーク。もしも起業家を目指すなら何を商品にする企業にする？会社の名前はなに？キャッチフレーズ、特徴やセールスポイントは？そして準備するものはなにが必要？などなど考えます。

自分たちの経験を活かし、真剣に考えます。

会社名が決まりました。
個性あるものが並びましたね。どんな会社か想像できますか？

ここからはお金の話。実際に起業に必要な金額はいくらぐらい？
? 約１２０万円　　?約６００万円　　?約１２００万円　どれでしょう？
正解は?。

それではお金はどうやって準備しますか？
それぞれのグループの意見も聞きます。

なかなか良い考えが並んでますね。

ん？宝くじを当てる？
当たるといいですね〜。

起業をするのはとても大変なことです。資金がなければ起業もできません。
生徒も３年間の起業家スクールで経験してよく分かっていることでしょう。
起業するしないにかかわらず、「つくる力・つながる力・もちこたえる力」の３つの力をやしなって今後の生活に活かしてほしいものです。