KAISEIブログ
10月2日・3日に中高一貫・特別進学コースの高校1年生対象に開星SSH最先端研究体験研修を行いました。
この研修は最先端の研究施設,また自然災害に対する科学的な取組について知ることで,向学心を高めることを目的としています。
最初に訪れたのは、甲南大学フロンティアサイエンス学部(FIRST)ポートアイランドキャンパス。最先端の生命化学を学ぶことが出来る大学です。
まず最初は模擬講義。
次に行う実験講座の事前説明です。
学内の食堂にて昼食。
生命科学科にて実験講座。
酵素を使った医療診断・食品分析の化学について。
糖尿病の診断や肝機能の検査などに欠かせない、血液中や尿中のグルコース(血糖値や尿糖値)の定量。
今回は市販の血液値センサーの原理を体験。
みんな緊張した様子で取り組んでいます。
丁寧な作業が求められます。
この実験講座では実験の方法を学ぶことはもちろんですが、化学と生物は医療・創薬・環境など社会で活かされていることを学びました。
実験後は、施設見学をさせて頂きました。
「大学の施設・設備ってすごいな〜」
甲南大学のみなさま、ありがとうございました。
次は阪神・淡路大震災記念、人と防災未来センターへ。
ここは、阪神・淡路大震災の経験と教訓、防災・減災・縮災の大切さを発信する施設。震災について学び・体験ができます。
地震破壊のすさまじさを映像や音響で体感したり、展示物を観覧したり、語り部による震災の体験談や心がけることなどの講話を聴き、震災について学びました。
大地震を体験したことない生徒たちは、この施設を訪れ大震災の脅威を感じ、また普段から防災・減災に対する意識を持つことの必要性を学ぶことが出来たようです。