KAISEIブログ

 : 開星SSH最先端研究体験研修 2日目
 投稿日時: 2018/10/15

開星SSH最先端研究体験研修2日目。
国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学研究センターSPring-8/SACLAを訪問しました。

放射線に関する最先端の研究について見識を深め、科学技術に関する興味関心を高めることを目的としています。


SACLAについて勉強。


SACLAはX線自由電子レーザー(XFEL)という新しい仕組みで、化学反応など今まで速すぎて捉えることが出来なかった原子や分子の一瞬の動きがくっきり見える施設です(パンフレットより)。


施設見学。


すごい施設なんですね。


研究者の方に普段どんな研究を行っているのかご講義頂きました。


記念撮影。


次はSpring-8へ。
展示物にて説明して頂きました。


この施設は大きな加速器で作り出す強いX線で、今までにみえなかった小さなものを観察する施設です(パンフレットより)。


どうやって強いX線を発生させるのか、技術のすごいところを教えて頂きました。


Spring-8では、様々な研究がされているそうです。


発生させた放射光を使って実験出来る場所(ビームライン)が57ヶ所あり、そ
れぞれのビームラインで多様な研究が進められているそうです。
例えば、はやぶさが持ち帰った微粒子を調べ小惑星イトカワの歴史が判明したり、細胞内の3ⅮイメージングできるX線顕微鏡を開発したり、低燃費タイヤの開発など生活に欠かせないものがここから生まれているそうです。


この研修を行い生徒たちは研究者の偉大さを感じることが出来たのではないでしょうか。私たちが豊かな生活ができているのは、研修者のお陰でもあるのです。そのことが分かっただけでも、物の見方が変わってくるのではないでしょうか。