KAISEIブログ
昨日(9月3日火曜日)において、5年生のキャリア探究活動において本校卒業生の田辺昂己(たなべこうき)さんの講演が行われました。
田辺さんは、現在島根大学材料エネルギー学部の2回生です。本校に在学中は、高校3年生の秋まで部活動(サッカー部)を続けられ、そこから島根大学の合格を勝ち取ったまさに文武合体を実現した先輩になります。この講演は、島根大学に進学している先輩による大学受験や大学生活の紹介、そして、いよいよ受験に向けて始動する5年生へのエールの意味を込めて開催されました。
まだ高校2年生の生徒たちにとって、「もう進学のことを考えるのですか?」というタイミングであったと思います。ですが、一学年上の高校3年生は今まさに受験シーズンに突入していいるのです。かつて大学入試と言えば極寒の季節と相場が決まっていましたが、現在では、夏、9月上旬には実質的に入試がスタートします。
この時期になると、最高学年の6年生は学校推薦型選抜と総合型選抜の校内出願が始まり、来年3月の国公立大学後期まで、現在の入試制度は、実に長期にわたる多種多様なものとなっており、受験生達は、どのタイプの入試に挑むかの選択をまずは迫られることになります。
どのような入試制度を活用しようとも、開星生には、とにかく納得度の高い進路先を手に入れて欲しいと願っています。自分が本当に学びたいことを実際に高いレベルで学べ、将来の夢を実現できる可能性が限りなく高い場所という要件を満たす、自分にとって最適な進路を見つけ出すことです。
これから受験に挑む6年生にあえて言葉をかけるとすれば、大学に受かる落ちるというのは、その後の長く続く起伏のある人生から見れば、必ずしも大きな出来事ではないということです。(昭和の歌姫・美空ひばりの♪川の流れのように♪をお聴きください)
進路先を熟慮し、その上で結果を恐れず果敢に大胆に入試に挑んで欲しい。納得できる挑戦をすれば、その合否に関わらず、そのプロセスの中で得るものこそがその後の人生に大きなプラスをもたらしてくれます。頑張れ受験生!