KAISEIブログ
今朝、本校の卒業生でもある巨人の梶谷隆幸選手が今季限りで現役を引退するニュースが飛び込んで来ました。そして少し寂しい気持ちになりました。
人は歳を重ねていきますから、どんなに素晴らしい選手でも年齢的に衰えがきて、いつかは引退を余儀なくされます。
梶谷選手は、今季は1軍で迎え、3月29日の阪神との開幕戦では「3番・右翼」で先発出場し、3回1死一、二塁で相手の右中間への大飛球をダイビングキャッチすると、
打っては1号2ラン。阿部巨人初勝利の立役者となりました。
記事によると、「5月に再発した左膝痛の影響で出場は6試合にとどまり、決断したもようだ。高い身体能力に勝負強さを兼ね備え、現役18年で通算980安打、126本塁打、441打点、162盗塁。度重なる故障も乗り越えたプロ野球人生に幕を下ろす。」とありました。今までの功績を心より敬意を表します。開星の誇りです。
記事の最後には、「最後まで故障と闘い続ける姿は、若手の模範となっていた。第二の人生は野球から離れた道も選択肢に入れているという。不屈の生きざまを貫いた男が、静かにバットを置く。」とありました。
プロ野球に限らず、どんな選手も一線を退く瞬間が来ます。その時に、どんな感情を抱けるかは、その人がどう関わってきたかにかかっています。積極的に関わることで充実感が増し、学ぶことも多くなるでしょう。
スポーツでも、勉強でも、仕事でも何か壁にぶつかると言い訳したり、あきらめたり面倒なことを避けたいと思いがちになりますが、今日より明日の自分に期待して、少しでも前進できるように努力する人を尊敬します。
オープンスター開星生の子どもたちには、そのような人に育っていって欲しいと思いますし、自分も気持ちで負けないように、がんばりたいと思います。
梶谷選手に対して、「ご苦労様、そして未来の選手や子どもたちに、その姿勢を引き継いでもらうように導いて欲しい」と、ねぎらいのエールを送ります。
皆さんも、充実した生活を送るために、自らがなすべきことを理解して生活してください。