今日から「人権週間」となっています。シリーズで人権を考えてみたいと思います。
世界人権宣言は、第1条で、人権がどのようなものかを簡潔に述べています。「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならい」。
世界人権宣言をはじめとする人権の国際基準から人権のおおまかな形が見えてきます。まず、前提として、すべての人は一人ひとりが、人であるということだけで「かけがえのない」、「尊い」、「大切」なものである(人の尊厳)ということを受け入れなくてはなりません。