KAISEIブログ

 : 校長日記533「阪神・淡路大震災から30年」
 投稿日時: 2025/01/17

今日は1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災からちょうど30年目の日となりま
す。
自然災害というのは、私たちの記憶が薄れかけた頃に起こります。残念ながら現在の
科学の地震で予知はできません。
もし、地震が起きたらどうするか?そうしたことを考えておくことが必要です。
1月17日という日は、30年前に犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
防災・減災について一人一人が
心を新たにする、そんな日にしたいと思います。
当時のことを映像で残しても、人の気持ちのもちようは継承することは難しいと思い
ます。
災害時に、どのように人同士が助け合う気持ちをもち続けるのか、極限状態におかれ
た際に、どのように気持ちを整えるのか?
こんなことは人から人へ語り継ぐことしか手段がないように思います。それも、形骸
しないように意識をもって。
でも人間社会というものは様々な人が集まり、形骸化は完全に排除できません。戦争
もそうですよね。
だからこそ、一人でも多く、せめて特別な日には思い出し、その当時のことを見聞き
し考えもらうことが大切だと思うのです。
これからの時代、何が起こるかわかりませんが、生かされている私たちは、震災のこ
とを忘れず、命ある限り、その日その時を大切に、
自分らしく生きていくことが私たちの使命なのではないでしょうか。