KAISEIブログ

 : 校長日記566「創立101年目の春を迎えました。」
 投稿日時: 2025/04/07

開星は昨年度創立百周年を迎え、本年度はいよいよ101年目を踏み出すことになりました。

令和7年度始業式を終えて、101年目がスタートしました。

始業式の校長講話では、改めて校訓である「立志(Ambition)」「明朗(Brightness)」「創造(Creation)」について確認をしました。
その頭文字を取って本校にはABCホールがあります。

違う見方として、Aは、安全・安心の学校として、お互いを尊重し合い、人権を大事にした居場所づくり。

Bは、ベストを尽くし、ブランド力を高めるために開星生である誇りや、開星のブランド力を上げていくこと。

Cは、チャレンジ・挑戦し続けること、そしてチェンジ・変化すること。去年の自分ではない、新しい自分へ常にアップデートして、変化し続けること。昨日よりも今
日、今日よりも明日というふうに挑戦をやめないで努力していきましょう。

自然科学者であり生物学者で、進化論を提唱したイギリスのチャールズ・ダーウィンの言葉として、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢いのが生き残るものでもない。唯一生き残るのは、変化する者である」とあるように、進化は生物が生き残るために必要なことで、進化しない生物は滅んでいくという法則です。

「答え」のない時代から、「問い」の時代では、変化に適応することが大事で、その変化に適応するためには、自ら考え行動できる「主体的な力」を培うことだと思っています。「主体的な力」とは何か? それは、「自分で状況を判断して、ある目的に向かって、自ら責任をもって効果的な行動をとることができる力」のことです。そのことに向かって、失敗を繰り返しながらも、決して自分のためだけではなく、自分を含めた環境(家族、学校、地域、国家、地球など)を守り、自分の成長を通して他に貢献していく変化を創造していってください。

次の百年を踏み出すに当たって、これまでの開星の良さ・強みを生かしながら、さらに時代に合わせて進化していこうというものです。まさに『新生開星』の歴史は、Next200に向けて次の100年に踏み出しました。新たな歴史を創るのは皆さんです。私は大いに期待しています。

その101年目を踏み出す第一歩として、開校記念式を始業式のあとに開催しました。