KAISEIブログ

 : 校長日記20「春眠不覚暁」(春眠暁を覚えず) 孟 浩然
 投稿日時: 2023/04/24

今週もスタートしました。今朝はスッキリしない天気で、風が冷たかったですね。

生徒さんたちも「寒いですねえ」と言いながらも元気に登校しています。

素晴らしい!

さて、今週の水曜日は99回目の開校記念式です。

学校の沿革を紐解きますと、本校の開校は、大正13年(1924年)4月となっています。

前年の大正12年9月には関東大震災が発生し10万人に及ぶ人々が犠牲になりました。

来年はいよいよ創立100周年です。

常に開星教育の核にあるのは、建学の精神の真髄である「品性の向上と未来への貢献」です。

現在は、多くの人々が様々な困難の中に生きていることを実感しています。

経験したことのない感染症と向き合い、地球規模での環境の変動に戸惑いながら心を痛めたり、辛い思いをせざるを得ない人々を想って、自分に出来ることを探したりしています。

一方で、私達は大きな可能性と拡がりを持つコミュニケーションや表現の手段を手に入れました。

新たな価値を創造し、受け入れ合っています。

これからは、今以上にグローバルな規模で多様性と可能性に満ちた時代になっていきます。

このような中で、私は本校の建学の精神の真髄である「品性の向上と未来への貢献」の意義の深さと力強さをひしひしと感じます。

伝統と歴史を脈々と受け継いできた開星中学校・高等学校。生徒の皆さんたちにもその誇りを考えさせていきたいと思います。