本校では、よりよい授業を目指して継続的な授業改善を行うために、昨年度から生徒による授業アンケートを実施しています。

この授業アンケートを通して、より具体的に生徒の感覚を把握することによって、常に授業を進化させ、中高一貫6年間で育つ生徒と共に成長していく学校づくりを目指しての取り組みの一つとして捉えています。

客観的な分析把握のため、「オフィス・TOOL」という会社に外部委託をお願いして、全教科において、それぞれ2学期末の授業を利用して、生徒による授業アンケートを実施しています。
高校3年生については、進路指導の関係から先行して1学期終了時に行い、その報告が本日、教育研究コーディネーターの矢野徹様から校務運営委員会メンバーに報告がありました。

矢野様からは、全体的に肯定意見が多く、総じて良好であるとの報告を受けました。結果を素直に受け止めつつ、今後は、自由記述回答を充実させていけるように、教師が教える授業から、生徒が学びとる授業への転換をさらに図っていかなければならないと思いました。

授業を、教員側からと生徒側からの双方向の視点で分析して、次年度のよりよい授業のためにフィードバックするというPDCAサイクル(循環)を目指す、というのが私たち開星中学校・高等学校の考えです。
結果は、その年の授業の評価・反省の材料として活用し、授業の改善をするのに役立てていきます。学習状況の把握・年間指導計画の見直し資料としても大いに活用できる報告会となりました。