研究協議の後には、研究テーマに基づき、「中学・高等学校で培う情報読書の読解力・読書力」と題して、「あらまし読み」推進会代表の牧恵子先生による講演会を行いました。

ワークショップ後には振り返りを通して活発な質疑応答が行われていました。「あらまし読み」はPISA型読解力に通じる一つの実践として日常の読書活動に取り組んでいただければ幸いです。
学校現場において、力強く豊かな言葉に出会い、言葉そのものに語らせていく力は、重要なキーワードです。近年、情報機器が家庭に入って、大人でさえ本を読まないという状況が生まれています。機械から送られてくる言葉や映像ではなく、身近にいる大人の生きた言葉によって、言葉を育て、未知のものに対する興味や関心を育てていくことが大切だと感じています。

開星生が読書を通じて読解力、想像力、思考力、表現力等、生きる力を養い、多くの知識、多様な文化を理解していけるように、改めて読解力を高める授業づくりを進めていきたいと思っています。牧先生ありがとうございました。