KAISEIブログ

 : 校長日記199「七五三に将来を思う」
 投稿日時: 2023/11/15

だんだんと日差しをあびる今朝の登校時間、開星生は元気に登校しています。

本日15日は七五三です。今朝の天籟の鐘でも浜屋副校長から七五三のお話がありました。

昔から、3歳の男の子・女の子、5歳の男の子、7歳の女の子について、その成長に感謝するとともに、これからも健康で成長出来るようにと言う親の強い願いで、お宮参りするのがこの日とされています。七五三を祝うのは、その風習が始まったとされる江戸時代は当然の事だったのでしょう。昔は、今のように医学が進んでおらず、お薬もあまりありませんでした。江戸時代の乳幼児の生存率は50%くらいだったそうですから、7歳まで育った喜びはひとしおだったわけです。

「七つまでは神様の内」という言葉も残っているぐらいです。よく3歳まで5歳まで7歳まで育ってくれたなという感謝、これからも丈夫で元気にいてほしいという願いから、今に続いているのです。皆さんの命はとても大切なものですね。

 

さて、「七五三現象」という言葉をご存じでしょうか?就職後の転職率が、中学卒7割、高校卒5割、大学卒3割が離職する現象です。これは昭和までのことで、現在は高卒5割、大卒4割だそうです。今の若者には終身雇用という考え方はなく、特に首都圏では、転職は悪いことではなく普通のことのようです。インターネットの発展により人々が多くの情報を入手できるようになり、それに伴い社会の価値観も多様化してきました。人生100年時代に入り、ビジネスモデルは大きく変化しています。