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対話を生む授業づくり〜多面的な思考と安心安全な場づくり〜をテーマに公開教育研究会を開催しました。本校はこのテーマを今年度の研究テーマに設定し、授業開発に取り組んでいます。公開授業では、他校の先生方・本校 SSH 運営指導委員方々にお越しいただき、貴重なご意見を頂戴しました。
記念講演では京都大学高等教育研究開発推進センター・准教授の山田剛史先生に、「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)をいかに実現するか」と題しご講演頂きました。
科学探究
「あなたならどうする?〜ロールプレイングで学ぶ科学技術者倫理〜」
「セブン・ステップ・ガイド」を用いることで、倫理的な判断が可能であることを、具体的な事例を基にロールプレイングにより体験する。
中学英語
「Critical Thinking(音読を中心とした4技能育成を意識した授業)」
意見・主張に対して、理由を述べることができるようになる。
中学道徳
「WIN‐WINとは〜認め合い学びあう心を〜」
お互いの個性や立場を尊重し、相手との違いを認め、謙虚に学ぶことで、より良い解決方法を見つける。
日本史
「国風文化を考える〜雅な文化を味わう〜」
国風文化について、2つの建築美術から学び、それぞれの特徴的な魅力を発見する。発見した魅力について発見し、議論していく中で、どちらが魅力的であるかを選出する。
研究協議。
山田剛史先生による講演会。
はじめに、研究授業の講評を頂きました。
講演では教育の質的転換が求められる背景・教育改革の方向性について・アクティブラーニングの定義と特徴・主体的学びの重要性と授業づくりのポイントなどとても分かりやすくご講演頂きました。
山田先生の問いに、グループワークで意見を出し合い、全体で意見を共有。様々な意見があり、とても活気のある講演会となりました。
研究授業・講演会での学びを、対話を生む授業づくり〜多面的な思考と安心安全な場づくり〜の実現に活かして行こうと思います。