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 : クラーク記念国際高等学校との相互連携に関わる調印式
 投稿日時: 2024/08/06

本日多くの報道関係にお越し頂き、標記の通りクラーク記念国際高等学校との連携協定調印式を執り行いました。

<出席者>
学校法人 創志学園 学園長 大塚敏弘 様
クラーク記念国際高等学校
学校長 吉田洋一 様
事務局長 河野英俊 様
事務局次長 植村知哲 様
教務学籍管理課長補佐 木村純子 様

学校法人 大多和学園 学園長 大多和聡宏
開星高等学校
学校長 小山内 仁
事務局長 松本 仁
教育課程センター長 大田 毅

 

相互連携について(大田教育課程センター長より)
今日、学習意欲はあるにも関わらず、 様々な事由で学校に登校できないことで、全日制課程において原級留置、転学、途中退学をせざるを得ない生徒が増えつつあります。このことは全国的な社会問題であり、島根県においては公立小学校・中学校の不登校児童生徒数の合計数1,000人当たりの人数ともに7年連続で増加し、不登校率は全国上位の状況があります。本校へ入学してくる生徒についても、この状況を確認することができ、かつ恒常化してきていることも示唆されています。
こうしたことから、学校教育法施行規則第97条、並びに令和6年2月13日付け文部科学省通知である《高等学校における多様なニーズに対応した柔軟で質の高い学びの実現について〉に基づき、クラーク記念国際高等学校と開星高等学校とが相互に連携することで、全日制課程において履修すべき単位に不足が生じている生徒に対し、継続的な学びができる場所と機会を確保することが本協定の趣旨となります。
両校間での相互連携は、学習機会を提供することはもちろん、学習の質を保証することで、当該生徒らの学習意欲の維持、向上を支援することが可能になります。地域課題、地域教育ニーズを鑑みた本連携は、心理的に安心で安全な教育環境の構築に繋がっており、在籍校において当該生徒が主体的に進路について考え、社会的な自立を目指せるようになることを期待するものです。

クラーク記念国際高等学校様と協議またご協力頂きながら、学びのセーフティーネットを構築し、より良い教育ブログラムが提供できる体制を整えて行きたいと思っております。