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 : コミュニケーションは学べます。
 投稿日時: 2014/07/05

開星SSHでは数々のオリジナル授業を開発しています。その中のひとつが『コミュニケーションメソッド』です。

SSHはスーパサイエンスハイスクールの略称です。つまり、先進的な科学教育を実施する学校が指定されています。

科学者の資質、とは何でしょうか? 論理的思考力、批判的思考力、観察力、手先の器用さ、粘り強さ、閃き、などなど多くの資質が数え上げられます。

その中でも近年注目され、科学者の資質として必要であると考えられるようになったのが「コミュニケーション能力」です。「科学」は決して科学者だけのものではありません、科学者は自身の行っている研究を分かりやすく説明する責任があると考えられるようになりました。それだけではなく、近年の科学研究はそのほとんどが共同研究です。たの科学者や技術者と連携し研究を行います。そのときに必要な能力も「コミュニケーション能力」です。


高校1年生のコミュニケーションメソッドのようす。


自分自身の意見を相手に伝えること、相手の意見を理解すること、この2つのことはお互いを尊敬するために絶対に必要なこと。


多くの人の意見を出し合うと、さまざまな気付きがあります。


自分1人ではたどり着けなかった、新たな意見、というものが生まれて来ます。


本校の道徳の授業でも同じように「相手を理解して、自分を理解してもらう」という授業があります。


同じ日本で、同じ待ちに住み、同じ学校に通う、同じ学年の生徒でも考え方は違って当たりまえですね。それでも、「自分たちの意見」という合意に向かって議論をして「自分たちの意見」という新しい意見を生み出さなくてはいけません。


その「自分たちの意見」という新しい意見を生み出すのがコミュニケーション。


コミュニケーション能力の、一番基礎になるものは相手を尊重する心。
道徳心。


しっかり議論してください。

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