SSHブログ

 : ロケットボーイズ&ガールズ
 投稿日時: 2014/11/01

開星SSHによる地域貢献活動の新企画「ロケット教室」のご紹介です。

開星は。文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されています。
このSSHでは、いただいた支援をもとに先進的な科学教育を行っています。

そして、その成果をこの松江の地に普及する活動も行っています。

昨年の夏には「ロボット教室」、冬には「宇宙教室」。
今年の夏は、「Rubyプログラミング教室」を行いました。

そしてこの冬、宇宙教室をパワーアップした「ロケット教室」の登場です。


指導講師の資格を持つ教員と,打ち上げライセンスを持つ生徒によって開催されました。


ロケットは,自分で作るもの。
ちょっとだけアドバイスしますが,手は貸さない。


お父さんお母さんも,手伝いたい気持ちをぐっと我慢。


「こんなのできないよ」とか思ってないですか?
「ロッケトなんて飛ばしていいの?」なんて思ってないですか?
作れるし,飛ばしていいんです。


ほらできた。
個性は大事。


接着剤が乾くまで,ロケットの仕組みを学びます。


重心と空力中心の関係性。
作用反作用の法則。
第一宇宙速度。
などなどを教わりました。


遊びながら学ぶ。
遊びと学びは似ている,こともある。


そして,ついに。


良いお天気でした。
パラシュートが映えます。


ほら,無事に帰ってきたでしょ。
君たちにだってできたでしょう。
やればできたでしょう。


その後次々と成功。


「誰が一番近くに着陸するか!」
という大会をやってみました。


一番は11メートルでした。
優秀。


夕日とロケット。
みんなの記憶に「良い日」として残ると良いです。
科学が楽しいと思ってくれると嬉しいです。


点火後,一秒で時速180キロまで到達。


一瞬で目の前からいなくなる。
これを小学生でも飛ばしていいんです。
ちゃんとルールさえ守れば誰もが学べる。


風に流されて林の中に…。
こんなこともありましたが,失敗から学ぶことが大切。
子供は失敗していいんです。
学校は失敗していい場所なんです。

来年もやろうかな。
たくさん来てくれると嬉しいです。