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 : 第一歩「クリティカル・シンキング」
 投稿日時: 2015/05/02

今年も各学年で科学探究が始まりました。

どの学年も、一番最初のアクティビティは「クリティカル・シンキング」です。
日本語では「批判的思考」って訳されたりしますが、「批判」って聞くとちょっと否定的なイメージもありますが、実際にはとてもとてもとても大切な考え方。

近年、日本の教育における、この「クリティカル・シンキング」の重要性が高まっています。
何故ならば、この「クリティカル・シンキング」は生きる力の基本中の基本「自分で考える力」の始まりだからです。


世間にあふれる様々な情報。
その情報を「鵜呑みにする」ことの危険性に気がついていますか?


TVで言ってた。
本に書いてあった。
インターネットに出てた。
大学の偉い人が言ってた。

それは本当ですか?


クリティカル・シンキングの基本がまさに「それは本当か?」の言葉。


情報を鵜呑みにせず、疑問形で考えて見てください。
 ↓
疑問形で考えると、調べる事ができます。
 ↓
調べると、書いてなかった(言ってなかった)情報ができてきます。
 ↓
次の疑問が浮かびます。


疑問が出てくれば、自分の力で新しい情報を手に入れることができる。


情報が見つからなくても、自分で調査(計ったり、観察したり、思い出したり、他の人に聞いたり)できます。


いろんな観点があることが分かります。


もうそれが「科学的なものの考え方」のスタート。
「自分で考えて判断する」ことの始まり。


そして、良いクリティカル・シンキングのコツもあります。


それは科学探求の授業で教えています。

みなさんも、このブログに書いてある情報も「それは本当か?」って考えてくださいね。

本当です。