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 : 「科学探究」の授業です。
 投稿日時: 2013/07/13

開星のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組みの1つ「科学探究」を紹介します。

名前の通り、「科学」という方法を使って「探究」する授業です。

多くの生徒が「理科」と「科学」の違いをよくわからずに、もしくはほとんど同じものとして考えています。大人もです。

科学探究の授業では、「科学とは何か」から生徒に考えてもらいます(答えは教えません、考えてもらうのです)。

ひとつだけ、開星の科学探究では「科学」は「科学という方法」であると伝えています。「科学」という方法は、今から400年ぐらい前に始まりました。そこから少しずつ少しずつ多くの人の手によって育てられ、今の「科学」が出来上がりました。

科学とは、決して科学者のものではありません。文系や理系といったわけ方とも本来は関係ありません。誰もが使える、誰にとっても平等な「科学という方法」です。

これからの時代を生きる生徒には、科学という方法を身に付けているということが必要不可欠な能力になるでしょう。

だから、開星のSSHでは中学1年生から「科学探究」の授業を行います。さまざまな活動を通して、科学の方法を身に付けていきます。

高校2年生で文系と理系に分かれますが、文系を選択する生徒にとってもこの科学探究の授業は人生の財産になるように取り組んでいます。

最初から堅い話になってしまいましたが、このSSHブログでは開星SSHの取り組みを楽しく紹介していきたいと思います。

では。