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科学探究 : 一番最初の授業は「考え方」
投稿日時: 2013/07/27
この「科学探究」の授業は、今年は中学1年と高校1年で実施しています。どちらの学年とも、一番最初にやったのは「考え方」の授業。
1時間の授業の中に、必ず「話し合い」の時間があります。
自分の意見を伝えることが大切。
ただし、自分の意見に対する「理由」を付けて。
理由がない意見は、科学では通用しません。
生徒の皆さん、よく「自分で考えなさい」って言われませんか?
でも、それってけっこう難しい…。
「科学」は本当に自分で考えないとできません。そこで、「自分で考える」ためのきっかけを授業で学んでいます。
それは「クリティカルシンキング」。
日本語だと「批判的思考(ひはんてきしこう)」って訳されます。
でも、この「批判的思考」っていう日本語だと、なんとなくイメージが良くないですよね。
本当の「クリティカルシンキング」の意味がちょっと伝わりにくくなります。
この科学探究の授業では、楽しいクイズ形式で「クリティカルシンキング」を学びました。
キーワードは「まずは疑ってみよう」です。
そう、自分の経験すら疑うのが「科学」という方法。
日常の中の「科学的」と信じていたこと。
それが本当に科学的なことか考えてみた。
意見がバラバラになって、みんなびっくり。