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 : つくば研修報告 すごいものばかり 最終話
 投稿日時: 2015/10/10

http://kaisei.matsue.shimane.jp
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宇宙服は、固くて重かったです。


やっぱりかぶっているようには写らないか。

そして最終日、国立研究開発法人物質・材料研究機構、通称NIMS(ニムス)へ。

いきなり問題
この10個の金属、それぞれ何?


このNIMSは、物質特に金属などの特性を調べたり、新材料を開発したり、代替素材を見つけたり、などなど日本の科学技術の根幹を支えるものすごく大切な場所。


今日は、これを使って金属片を叩き折る。


そしてその叩き折るためのエネルギーを計算することで、物質の脆さ(もろさ)を調べる。
脆性(ぜいせい)といいます。


これは金属がねばって折れている状態。


冷やすと突然もろくなる。
これが低温脆性。
この低温脆性がまだ未知だった頃、よく寒い海で突然船が割れていた。


こんなふうに、事故を研究することでより安全になってきた。
事故は無くしたいけれど、起こってしまった事故からは必ず新しい事実を見つけるのが科学。


もう1つの実験。
細い材料の太さを測っています。


そして引っ張ってちぎる!


一日中、実験していました。

そして、無事に松江に帰ってきました。
この「つくば研修」は、理系の生徒にとって非常に魅力的な研修になっています。
これからももっと良い研修になるように、教員も生徒も勉強しています。

終わり。